兵庫初戦で遅刻失格の福田裕子が名誉挽回へ好発進
2016/06/09 19:29
兵庫県の六甲国際GCで開幕した国内女子ツアー「サントリーレディス」の初日、ツアー未勝利の福田裕子が6バーディ1ボギー「67」でプレー。首位と1打差の5アンダー3位で初日を滑り出した。
鹿児島県出身ながら、現在は兵庫県内に拠点を構えてツアー参戦している。 “第二の故郷”ともいえるホームでの一戦で、福田はパットが冴え、「ラッキーもあった」と後半15番ではチップインバーディも決めた。
今季ツアーで兵庫県開催は2試合目だ。福田には期するものがあるかもしれない。兵庫初戦の4月「スタジオアリス女子オープン」で、初日のスタート時間(午前7時48分)に遅れ、記録が残る1990年以降ではツアー初という遅刻で、失格処分を受けた。
「理由はともあれ、自分が悪かったことだし言い訳をするつもりもありません」と、真摯な表情で2カ月前を振り返った福田。「迷惑をかけたことは申し訳ないですが、へこんでなんていられません」。活躍で汚名を雪ぎたい。(兵庫県神戸市/塚田達也)