2016年 サントリーレディス

韓国帰省で疲労も…キム・ハヌルは今季5度目の首位発進

2016/06/09 20:22
リフレッシュのはずが・・・お疲れモードで再来日したキム・ハヌル

3試合ぶりの国内ツアー復帰戦で今季5度目の首位発進だ。国内女子ツアー「サントリーレディス」初日、今季1勝のキム・ハヌル(韓国)が8バーディ、2ボギー「66」でプレー。イ・ボミ(韓国)とリーダーボードトップに並ぶ好スタートを切った。

5mを決めた最初の10番から3連続バーディで飛び出すと、後半3番からいずれも3mに付けて再びの3連続。ボギーはショートゲームのミスによる2つにとどめ、「コースが難しいから、警戒する意識を持ってプレーできたのが良かった」と会心のラウンドを振り返った。

先月「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」(20位)終了後に帰国し、翌週は韓国ツアー1試合に出場した。残りの1週間は休養にあてるつもりでいたが、「取材などいろいろあって、1日しか休めなかった」と、待っていたのは想定外の多忙なスケジュール。「日本に来るときには疲れていました」と苦笑いし、リフレッシュの目的に反して、疲労を溜めた体で今週を迎えていたという。

「トーナメントに出ていた方が規則正しい生活ができるし、疲れません」とは、早寝早起きが習慣化しているプロゴルファーならではの感覚か。体に馴染んだ戦闘モードに早々と状態を戻し、初日からバーディ量産につなげてみせた。(兵庫県神戸市/塚田達也)

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