藤田光里の妹・美里さん 水着姿でランウェイに登場
国内女子ツアー「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」が開催中の傍らで、麗しき女性たちによるもうひとつの熱きバトルが繰り広げられている。
今大会主催のサマンサタバサが特別協賛している「サマンサワンライフモデルオーディション」だ。過去には石田ニコル(2010年グランプリ)、筧美和子(2013年準グランプリ)らを輩出し、より活躍の舞台を広げる登竜門となっている。大会2日目の18日(土)にファイナリストに進出した精鋭の美女たちの中に、藤田光里の妹・藤田美里さんの姿があった。
姉のキャディをしていた当時に「美しすぎるキャディ」としてメディアの注目を集め、写真家・野村誠一氏の目に留まり、同氏が代表を務めるモデル事務所に所属。現在はモデルとして活躍中だ。自身のゴルフの腕前も相当なもので、札幌光星高校時代には、「北海道高等学校ゴルフ選手権」で優勝を飾るなど、数々のタイトルを手にしてきた。
姉妹タッグで出場した昨年6月の「ニチレイレディス」では2位、8月の地元・北海道で行われた「meijiカップ」では32位と、キャディとして姉をサポートしてきた美里さん。今や雑誌のグラビアをたびたび飾るなど、1年前とはガラリ変わった生活に、「まったく想像もしていなかった」と、周囲の変化には本人も驚くばかりだ。
「わたしのゴルフのピークは中学校1年生の時。中学2年頃から、ショーモデルに憧れていた」という美里さん。「いつかはなりたいなぁ」と、ただ漠然と描いていた夢は、スカウトによって、その扉を開くきっかけとなった。この日は大勢のギャラリーの前で水着姿を披露し、堂々とした姿で、ランウェイを軽やかに歩いた。
姉・光里はと言うと、初日を6オーバーの「78」、2日目を「76」と、初日の出遅れを取り戻せず、通算10オーバーの99位で予選落ち。この日の朝、姉妹は互いに顔を合わせることはなかったが、「お互い頑張ろうね」とメールし合ったという。試合終了後は、妹の晴れ舞台を見ようとステージに足を運んでいた。(茨城県阿見町/糸井順子)