藤田光里 “処分”のキャディ復帰に「再スタートという感じ」
2015/06/10 20:04
前週「ヨネックスレディス」で3試合ぶりにツアー復帰した藤田光里が、11日(木)に開幕する国内女子ツアー「サントリーレディス」で、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)から職務停止処分を受けていた帯同キャディとのコンビを復活させる。
帯同キャディは3週間前の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」のプロアマ戦で、アマチュアの同伴競技者に不快感を与えたとして、前週の「ヨネックスレディス」終了までの職務停止処分を受けた。
藤田は「中京―」を体調不良、翌週の「リゾートトラストレディス」を左手首痛のため欠場。「ヨネックス―」では、クラブ契約を結ぶキャロウェイゴルフのスタッフが臨時でキャディを務めていた。
4月のツアー初優勝をともにした“エースキャディ”の約1カ月ぶりとなる復帰に、藤田は「再スタートという感じです」と語った。
帯同キャディはこの日のプロアマ戦でも、バッグを担いだ。藤田は「3週間ほど離れていたけれど、今日も、練習ラウンドでも、全然変わらずにできました」とも話し、コンビに一連の騒動の影響はないと強調した。
欠場が続く一因にもなった左手首には、今もピンク色のサポーターが巻かれる。「相変わらずです。テーピングをしながら、(手首を固定する)装具をつけて生活し、という感じです」と症状を説明した。
今週は、5月のメジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」以来となる4日間大会。「サロンパスの4日間は2日で終わってしまったので、今週は予選通過を目指して、上位にいきたいですね」。再び上昇気流をつかむことはできるか。(兵庫県神戸市/塚田達也)