2015年 ダイキンオーキッドレディス

宮里美香は好調維持 “原点”沖縄で好スタート

2015/03/06 18:45
米ツアーからスポット参戦の宮里美香が、地元ファンの前で首位と1打差の好発進

強い雨と風、霧の悪天候でスタートした2015年開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」初日。会場の琉球GCでひときわ声援を受けていたのは、地元沖縄出身で、米ツアーから一時帰国している宮里美香だ。この日は、5バーディ2ボギーの「69」で回り、首位と1打差の3アンダー、2位タイで発進した。

雨に加え、霧による視界不良で進行を妨げられながらも、前半を1アンダーで折り返した宮里。13番(パー3)は短いパットを外して「もったいないボギー」としたが、続く14番では、残り130ydの第2打をピン手前2mにつけてバーディ、15番ではピン横10mからのロングパットをねじ込んで2連続とした。

「ボギーの後の2連続バーディで、切り替えることができた」と、最終18番(パー5)でも第3打をピン1mに寄せてバーディで締めくくった。好調の要因は「昨年よりショットの安定性が出てきたこと」。3年ぶりにクラブ契約をフリーにしたことや、オフのトレーニングの成果を理由に挙げた。

「私にとって『ダイキン-』は原点。ホームに戻ってくることができてうれしいし、地元ファンの前で良いプレーを見せたい」。今季米ツアーでは2度のトップ20と、好調をキープして乗り込んだ沖縄で、早々にファンを沸かせていた。2日目の攻略のカギは高麗グリーン。「強気のパットで攻めたい」と、プランはすでに頭の中にある。(沖縄県南城市/糸井順子)

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