横峯さくら 国内ラストゲームで10億円突破なるか
2014/11/19 17:47
来季の米ツアー挑戦のためにQスクールを受ける横峯さくらは、次週木曜日には渡米するため、国内での今季の戦いは今週の「大王製紙エリエールレディスオープン」が最終戦となる。
大会前日の水曜日にプロアマ戦を終え「早いですね」と今シーズンが終わりを告げることに感慨深くため息まじりに話した。今季の横峯は積極的に海外メジャーに参戦し、国内では25試合に出場。優勝こそ果たせなかったが、現時点で賞金ランキング21位とまずまずの成績を残した。
米ツアーのQTを前に挑む国内最終戦に向けて「いいプレーをしていい状態で(QTに)挑みたい。まだ、アメリカのコースの情報など把握していないので、向こうに行ってから情報収集をします。それよりも、今週は日本での最後の試合になるので、1日1日しっかりと、1打の重みを感じて耐えるゴルフができればいい」と目標を掲げた。
前週の「伊藤園レディス」では、3日間で11個のバーディを奪いながら、ボギーが5つとダブルボギーが1つ。通算4アンダーの21位タイに終わった。「先週、1打の重みを感じることが出来なかった。今週の目標順位は主人とまだ相談できていないのですが、予選を通らないことには上に行けない。まずは予選通過を目指します」と、最低条件は満たしたいところだ。
横峯には今週の順位とは別に1つ達成しておきたい目標がある。獲得賞金総額10億円という大台だ。達成まではあと1,214,566万円。今大会で単独で17位以内に入ることができれば、不動裕理に次ぐツアー史上2人目の達成者となる。(香川県三豊市/本橋英治)