有村智恵は自身国内最終戦で予選落ち 米Qスクールに向け最終調整へ
2014/11/15 17:53
「伊藤園レディス」の2日目、首位と3打差の17位から出た有村智恵は、1バーディ4ボギーの「75」と崩れ、通算1オーバーでフィニッシュ。今季、自身の国内最終戦となった大会で予選落ちを喫した。
序盤に2つのボギーが先行した直後の7番をバーディで取り返して粘りを見せたが、迎えた後半、「どちらも難しいラインからのバーディトライで、距離感をつかめなかったのは、今の自分のフィーリングそのもの」と2つの3パットボギーで後退。カットラインに1打及ばず予選ラウンドで姿を消すこととなった。
このあと有村は、約3週間後の12月3日(水)から7日(日)まで、フロリダ州のLPGAインターナショナルで開催される来季米女子ツアーの出場権を懸けたクオリファイングスクール(Qスクール)ファイナルに出場する為、週明けには米国に戻る予定だ。
ここまで取り組んできた下半身の動きを中心としたスイング修正は、Qスクール合わせで最終調整に持っていく。「すでに2015年シーズンが始まっている感覚で、シーズンインに向けて動き出したという気持ちでいる」と、既に次なる目標にフォーカスしている。Qスクールの結果次第では、今年以上にメインの足場を米国に置き、集中して臨む構えだ。(千葉県長南町/糸井順子)