2014年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

成田美寿々は1打届かず 悔しさ倍増のワケとは

2014/09/14 20:11
後半の勝負どころでパットが決まらず、1打差でメジャー2連勝を逃した成田美寿々

国内女子メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」最終日。首位に2打差から出た成田美寿々は3バーディ、1ボギー「70」と2つ伸ばしながら、通算4アンダーの2位タイでフィニッシュ。優勝スコアにはわずか1ストローク届かず、5月「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に続くメジャー2連勝を逃した。

「メチャクチャ悔しいですね」。そう唇を噛むのは、3つ伸ばし、1打差に詰め寄って迎えたバックナイン。バーディパットは一筋違いでカップを逸れ続け、最終18番で作った4メートルのチャンスも「ラインが読めなかった」とカップの底を叩かない。「今日はパット。前半から攻撃的にいったが、後半に失速してしまった」。

この美奈木GCで昨年、ともにプロテストを通過した同期の鈴木愛に敗れたことも、成田の表情をさらに曇らせた。そのときも、倉田珠里亜にトップ合格を譲っての2位通過。「また同期に負けて悔しい」と、最後まで表情は厳しいままだった。(兵庫県三木市/塚田達也)

2014年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯