2014年 サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース

お疲れ? 森田理香子はプロアマ戦でミス連発

2014/07/17 19:08
この日は日差しを避けるためにハット姿でラウンドした森田理香子

先週は海外メジャー第3戦「全英リコー女子オープン」に出場した森田理香子。ホステスプロとして参戦したメジャー大会で27位タイに入り、今週火曜日の朝にイギリスから羽田空港に到着した。

そして今週の国内女子ツアー「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」に出場するため、羽田空港から車を乗り継ぎ、そのまま会場の茨城県へと移動した。大会前日の木曜日はプロアマ戦に出場。「体は元気ですけど、ちょっと鈍い部分があります」と、この日のラウンドでは調子が今ひとつだったと肩を落とす。

森田のいう“鈍い部分”とはスイングのことで「キレがない感じ」。プロアマ戦では16番パー3のティショットがグリーンに届かずショートすると、2打目は右斜め45度に飛び出すシャンクでバンカーへ。続く17番も、ドライバーで打ったティショットは明らかにそれと分かるミスショットで、大きく右へと曲がっていった。

「グリーン上では全部ショートでした。ここは(強めに)打つぞと思っても、ぜんぜん(カップに)届きませんでした」。前週、硬くて速いグリーンで戦ってきた感覚が抜けきれず、思い通りのストロークができなかったという。

それでも「日が経つにつれて、イメージとかリズムが良くなってくると思うので、それまで我慢してやっていこうと思う。海外遠征の直後で完璧な状態とはいえないし、自分に期待しないようにしたい」と、焦ることはなく、試合の中で調子を整えたい構えだ。過去2年の優勝スコアは14アンダー、16アンダーとスコアの伸ばし合いになっている。手探りの中で迎える初日、出遅れだけは避けたい。(茨城県阿見町/本橋英治)

2014年 サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース