2014年 ほけんの窓口レディース

岡本軍団“見習い”の工藤遥加が3位タイ発進

2014/05/16 19:41
最終9番はボギーとしたが、2アンダーの3位タイにつけた工藤遥加

首位が3アンダーとスコアが伸びなかった「ほけんの窓口レディース」の初日。首位と1打差の2アンダー3位タイに、今季からツアーにフル参戦中の工藤遥加がつけた。

インスタートの工藤は3アンダーで迎えた最終9番、パーオンには成功したものの、下り8メートルのバーディパットがカップをオーバーし、グリーンからもこぼれ落ちる痛恨のミス。結局、最後に1打落として、ホールアウトすることになった。

「最後はイメージがでなくて、ラインが読めなかった…」。もったいなかったプレーの悔しさをかみしめながらも「でも、内容は良かったですね。ドライバーも曲がらなかったし」と、全体的には納得の1日を振り返った。

今季10戦に出場して、予選落ちは2回だけと安定した成績を残している。その要因には最近行動を共にする岡本綾子の門下生たちのグループ“岡本軍団”の存在がある。「2戦目のヨコハマタイヤPRGRレディスの時に声をかけていただいて、それから練習を一緒にさせてもらっています。岡本さんからは『人として良くなりなさい』と言われました」。

森田理香子にはアゲンストの状況でボールが吹き上がってしまうことへの対応策を相談した。「もっとフォローを意識しなさいって言っていただきました」と、技術的なアドバイスをもらったという。まだ、“正式なチームメンバー”ではないが、これからも多くの刺激を受けることになりそうだ。(福岡県福岡市/本橋英治)

2014年 ほけんの窓口レディース