2014年 ワールドレディスサロンパスカップ

既に今季2勝!一ノ瀬優希がメジャーでも躍進

2014/05/09 19:23
ただひとり、今季2勝を既に上げている一ノ瀬がメジャーでも上々のプレーで2日目を終えた

国内女子ツアーの今季メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」は大会2日目の9日(金)、雷雨により午後1時前から3時間25分の中断があり、再開を経て午後6時33分に日没サスペンデッドとなった。フォン・シャンシャン(中国)、カン・ヨウジン(韓国)が通算4アンダーの暫定首位で第2ラウンドを終える中、ホールアウトした日本勢では一ノ瀬優希が1アンダー(暫定6位)で最上位に付けている。

前週の「サイバーエージェントレディス」で早くも今季2勝目を挙げたその実力は、メジャーでもしっかりと好結果を導き出した。初日を2オーバーの27位で終えた一ノ瀬は、この2日目は午前中にプレーし「69」。穏やかな天候下で、前半8番でボギーを先行させながらも、後半インで「11番の最初のバーディで落ち着いた」と、4つバーディを決めて浮上した。

今週は外国人キャディをスポット起用。初めてコンビを組んだゲーリー・ジョンストン氏との、日本語と英語が入りまじるやり取りは、緊張感たっぷりのラウンド中のちょっとした“癒し”。

「今週はショットが良くないし、我慢しながらなので、(キャディも)イライラしているところもあると思うけど、いろいろ笑わせてくれる。存在がオモシロい…急に『池にワニがいる!』とか言ってきたりする」

ホールアウト直後、ひとつ後ろの組のアマチュア、勝みなみが連続バーディフィニッシュで「65」を叩き出し、大歓声の18番グリーンを背にしながら「みなみちゃん、すごい!持ってる!」と笑った一ノ瀬。その表情にも、どこか余裕が漂った。(茨城県つくばみらい市/桂川洋一)

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