横峯さくらは4年前のスイングに回帰中…7位発進
2014/04/18 19:55
国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディスオープン」の初日、4試合ぶりの国内ツアー復帰戦となる横峯さくらは、6バーディ、3ボギーの3アンダー「69」で回り首位と3打差の7位タイにつけた。
2週前には4年ぶりに米ツアーのメジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」に出場し、ドライバー、アイアンともに当時の飛距離が再現できずに悩んだ。インパクト時の当たりが薄いと考え、帰国した先週からスイング改造を着手した。
「少しフラット目の振ったほうがいいかなと思って」。賞金女王を獲得した翌年の2010年当時、国内では毎試合のように上位に食い込んでいたころのスイングを思い出しながら、テークバックからインパクトまでを少しシャフトを寝かせた状態でのスイングに取り組んでいる。
「試合でこのスイングをやったのが久しぶりなので、できていないところもあったのですが、何度かはできて、試合で経験値が高められていると思いました」。そのスイングをバーディに繋げたのが17番でのセカンドショット。残り130ヤードを9番アイアンでピン50センチにぴたりとつけた。
3ボギーをたたいたことも「ショットがちゃんとできていない中でアンダーパーだったので」と、昨シーズンから取り入れているセルフコントロール術“OKライン”を下げることできちんと昇華している。2日目以降へ「取り組んでいるスイングに慣れるまでは、体に馴染ませるのが最優先です」と話し、気負いはまったくない。
ホールアウト後は軽くパッティングの調整し、後はひたすらドライビングレンジで打ち込みに徹していた。(熊本県菊陽町/本橋英治)