国内初戦の有村智恵 地元ホステス大会で復調のきっかけを掴めるか
2014/04/17 20:01
国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディスオープン」にホステスプロとして出場する有村智恵が、昨年11月の「ミズノクラシック」以来5ヶ月ぶりに日本のトーナメント会場に姿を現した。
昨年から米ツアーに本格参戦している有村は、昨年大会も米ツアーで4試合出場後に一時帰国して参戦。しかし、結果は無念の予選落ちに終わった。「正直、この時期の日本のコースはまだ春先で芝が育っていないんですよね。米国から帰ってきて、そのギャップに戸惑ってしまい、感覚を取り戻せないまま予選落ちになってしまいました」と、ちょうど1年前を冷静に振り帰った。
帰国から1週間は休養をとり、今週は開幕前日のプロアマ戦から出場。「今はかみ合っていないことが多いけど、そこを自分のテーマの1つとしてクリアしていけたら。日本ではどういうプレーができるか楽しみに帰って来ました」。昨年の苦い経験を心に留めながらも、地元熊本での試合を心待ちにしてきた。
「ゴルフはやってみないとどんな結果になるのか、私自身も、誰にも分からないので、まずは試合を楽しみたい。この大会は昨年からスポンサーさんもついてくれていますし、今までに増してホームという気持ちが強いので、リラックスできていますね」。米ツアーでは3戦連続予選落ちと苦戦を強いられている中で、地元の試合で復調の兆しを掴みたい。(熊本県菊陽町/本橋英治)