横峯さくらはトップ陥落 281万円差を追って最終戦へ
2013/11/24 22:25
賞金ランキング2位で追う森田理香子の今季4勝目で幕を閉じた国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」。その森田に約1,169万円差をつけてトップに立っていた横峯さくらは7位タイに終わり、前週「伊藤園レディス」で今季初めて立ったトップの座を早々に明け渡した。
横峯は280万7411円を追う立場に変わり、次週の最終戦「リコーカップ」(賞金総額1億円/優勝賞金2,500万円)へ。横峯が再逆転で女王を決めるには、単独8位以上が最低条件となった。
今週を3位タイ(2人まで)以上で終えればトップを譲ることなく最終戦を迎えられていたが、「2位狙いだったけど、1番からボギーを打つ大苦戦の中で自分のゴルフができなかった」と横峯。「ショートゲームで何とかもっていたけど、ショットはだましだまし。修正して来週に臨むしかない。もう1試合あって良かったです」と、サバサバとした表情で次週に目を向けた。
振り返れば、初の女王戴冠を決めた2009年は、トップの諸見里しのぶに約540万円差で迎えた最終戦を制しての大逆転劇。「(09年の経験が)無いよりは生きてくると思う」と、4年前の再現を思い描き宮崎へと乗り込む。(愛媛県松山市/塚田達也)