体調不安の横峯さくらが2位浮上…逆転Vはあるか?
2013/10/12 19:44
国内女子ツアー「スタンレーレディスゴルフトーナメント」の2日目に、横峯さくらが4バーディ、ノーボギーでラウンドし、通算7アンダーの単独2位に浮上した。
大会初日は「体調がよくない」と話しながらも3アンダーの10位タイにつけた横峯は「昨日に比べたらよくなってきました」と小声で話す。ゴルフの内容についても「パッティングで決められなかったのがいくつかあって、もったいなかった。我慢するしかなかったですね」とテンションが上がらない。
ドライバーショットが好調かと言えば「4回ぐらいはラフに入っていました」と、これといって良かった点はなく、「ノーボギーというのが良かったですね」とスコアだけが満足と、これまた控えめなコメントに終始した。
プレー中も、バーディを決めれば右手を挙げてギャラリーの声援に応えるものの、表情は晴れず、体調が本格的に回復したようには見えなかった。
それでも、初日を終えた段階で「2日目が終わった時点で優勝を争える位置なら狙いたい」と話していたことに対し、「そうですね。この位置なので狙いたいです」と、辛うじて今季3勝目への意欲は示した。
不安は明らかだが、この日の結果はナイスプレー。最終日も静かなゴルフで逆転優勝を果たすことになるのだろうか。(静岡県裾野市/本橋英治)