横峯さくら“100試合連続予選通過”にもノープレッシャー
2013/07/04 16:51
国内女子ツアー第18戦「日医工女子オープンゴルフトーナメント」が7月5日(金)、富山県の八尾カントリークラブで開幕する。開幕前日の4日(木)、横峯さくらはプロアマトーナメントに出場し最終調整に臨んだ。今大会、横峯にとって予選通過が叶えば、連続通過記録を「100」とし、3桁の大台に乗せる。
この節目に横峯は「勿論、予選通過して上位に行きたい。明日になったらプレッシャーを感じるか分からないけど、その時の状況に対応出来れば良い」と、“100試合連予選通過”の偉業を前にしてもノープレッシャーだ。「昨年はカットラインぎりぎり危ないところにいたので、毎試合落ちても仕方ないという気持ちでやっていた。今年はそういうのもなくなり、目の前の1打に集中するのみ」。これが、ここまでやってきた横峯のスタイルだ。
「92試合目の記録更新の時から周囲に言われて、もうすぐ100試合かぁと思っていましたけど・・・、達成できた時にはまた重みが違うのかも」。横峯にとっては記録更新よりも何よりも、一戦一戦積み重ねている通過点としての“100”でしかない。「とにかく1試合、1試合頑張ってプレーする」とひた走るのみだ。
シーズンも折り返しの見える中盤にさしかかった。「もう半分、賞金女王は諦めてます」といたずらっぽく笑う横峯。「また優勝できれば気持ちも変わると思うけど、目の前の1勝にあせっちゃいけないと思うので」。「凡ミスが多い」と、ショットや考え方、諸々の条件でうまく噛み合いきれていないという状況に悩みながらも、本来の自分のプレーに近づけるため、100歩目の足跡を残すために今週を戦う。(富山県八尾町/糸井順子)