2013年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント

パットの模索は続くも・・・藤田幸希が4位タイに急浮上

2013/06/14 19:53
一時期は復調を見せたパットも、今は再び悩みの種になっている藤田幸希

兵庫県の六甲国際GCで開催されている、国内女子ツアー「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」の2日目。29位タイからスタートした藤田幸希が6バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算5アンダーの4位タイに急浮上して4日間を折り返した。

今シーズンは開幕から好調なショットとは対称的に、パットが足かせとなっている藤田。パットを得意とする佐伯三貴にアドバイスを乞い、先月の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」では今季ベストの8位タイに入ったが、復調も一時的なものだった。「パットがびっくりするほど入らない。1メートルも入りません」と、先週まで深刻な状況が続いている。

「考えながらやって、ようやく“こんな感じかな?”と掴めたのが今週」。ストロークでは腕を動かすことを意識して、今週からパターもチェンジ。好調続きのショットとようやくの噛み合いを見せ、スタートホールの10番で1メートル、続く11番(パー3)で3メートルを沈めての連続バーディ発進で流れに乗った。

とはいえ、まだパットについては手探りの状態。万全の信頼を寄せるまでには至っていない。「明日以降も(今日のように)続けて、自分のものに出来たらいいな・・・」。好位置で決勝ラウンドを迎えながらも、藤田の模索は続いている。(兵庫県神戸市/塚田達也)

2013年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント