2013年 ほけんの窓口レディース

茂木宏美、2週連続Vには想定外の難コース

2013/05/16 18:00
メジャー制覇で浮かれた気持ちは封印。気持ちを切り替えて試合に挑む

先週、国内女子メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」で初のメジャータイトルを掴んだ茂木宏美が、2週連続優勝を狙い「ほけんの窓口レディース」に出場する。

ところが、茂木は先週とのコースの違いに戸惑いをみせた。「去年はこの大会を休んだので、今年が初めてなんです。他のプロからは難しいって聞いていたのですが、これは違う難しさが来た、というかんじですね(笑)」。茂木のいう難しさとは、想像を超えたアップダウン。その難度の高さに、思わず笑いがこみ上げてきたようだ。

「先週とはコースが違いすぎるので、気持ちは完全に切り替わりました」と話す茂木だが、明日の大会初日は、先週の最終日最終組でラウンドした佐伯三貴森田理香子という同じ顔ぶれ。「特別な意識はないですよ。自分なりのスタイルでやるだけです」と、ベテランらしい落ち着いた雰囲気を醸し出す。

とはいえ2週連続のチャンスを与えられたのは茂木のみ。「優勝した翌週しか味わえないですし、その辺は前向きにチャレンジしていきたい気落ちはありますが、それを奥にしまって、やらなくてはいけないコースがまた来たなって感じです。師匠やお世話になっている方々からも、優勝の翌週はしっかりしなくてはいけないと言われているので」。優勝で浮かれた気持ちを完全にリセットして、体力勝負の難コースに挑む。(福岡県福岡市/本橋英治)

2013年 ほけんの窓口レディース