4位タイ浮上の茂木宏美 「メジャータイトルを獲りたい」
2013/05/10 19:20
茨城県の茨城ゴルフ倶楽部・西コースで開催されている、国内女子ツアーメジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」の2日目。12位タイからスタートした茂木宏美が4バーディ、2ボギーの「70」をマーク。通算3アンダーは首位に4打差の4位タイに浮上し、メジャー初タイトルに向け好位置で決勝ラウンドを迎える。
プロテスト合格は2002年。2年後にツアー初勝利を挙げてから通算5勝を数えるが、なかなか手が届かないメジャータイトル。「もう12年近くトーナメントに出ているけど、自分の中ではプロゴルファーとして2、3年前からメジャータイトルを獲りたい気持ちが湧いてきた」と、切々とメジャーへの想いを語った。
先月に36歳の誕生日を迎え、年齢的にもベテランの域に達しようとしている現在。2、3年前という時期は、ちょうど若手の台頭が目立ち始めたころで、「私(のゴルフキャリア)はいつまで? と思い悩んだこともあった」という。考えた末にたどり着いた「限界までやってみたい」という気持ちが、メジャー初タイトルへの想いへと繋がっている。
「私は飛距離があるわけでもないので、メジャーで勝つには正確性が重要」。そこでポイントに挙げるのは、パー5で確実にバーディを奪うプランだ。この日は前半インで2つのパー5をともにバーディとしたが、後半アウトはいずれもバーディを逃したことを猛省。「ロングは全部バーディを獲って、その他のホールはパーをセーブすることを徹底したい」と、勝負の決勝ラウンドを見据えた。(茨城県つくばみらい市/塚田達也)