森田理香子は木にも助けられ、首位と1打差
2013/05/03 17:06
国内女子ツアー「サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント」の初日、スタートの1番でフェアウェイ右サイドからの2打目をダフった森田理香子は、3打目のアプローチもピンに寄せきれずにボギーとなった。
中盤の5番で9メートル、7番パー3は8メートル、9番でも5メートルと長いバーディパットを決めてスコアを伸ばすと、16番、17番パー5で連続バーディを奪い一時は首位に浮上していた。しかし、最終18番は2オンに成功しながらもバーディパットがカップを1.5メートルオーバーし、返しのパーパットも外してボギーフィニッシュ。首位とは1打差の4位タイとなった。
「最後は打ち過ぎちゃいました」と肩を落とす森田。3パットでのボギーを悔やむ一方、この日はラッキーもあった。「8番と16番と17番、3回も木に当てたボールが出てきてくれたんです」。16番は2打目をピン8メートルに2オンしバーディ。さらに17番パー5もティショットを木に当てながら、3打目をピン1メートルにぴたりとつけてバーディ。ティショットのミスが2回続いたが連続バーディにつなげた。
「まだショットがダメですね。リズムが悪いんです。このスコアが出たのはパッティングもラッキーがありましたし、ショットは木に当たっているようじゃ、明日も運良く出てくるとは限らないので。これから、明日に向けて調整をします」。ショットでの自信を取り戻し、運だけでなく実力でチャンスにつけてバーディを奪う本来のゴルフを取り戻すつもりだ。(千葉県市原市/本橋英治)