2013年 スタジオアリス女子オープン

アマ最終戦となるか宮田志乃の戦い

2013/04/12 18:03
前半は白のミニスカートで我慢のゴルフが続いた宮田だったが、後半はボギーの山を築いてしまった

国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」は、開催週の月曜日に主催者選考会(通称マンデートーナメント)が実施され、15名が本戦出場権を手に入れた。その中の1人、宮田志乃は、前半こそ1ボギーで凌いだが、後半に1バーディ、5ボギーとスコアを崩して5オーバーの63位タイで初日を終えた。

現在、近畿大学3年という肩書きではあるが休学中。スポーツ推薦ではなく一般受験から短大に入学した宮田は、昨年4年制に編入を果たした。ところが、今年はプロテストを受けるために出席日数が足りなくなることを教授に相談したが、自己的な理由ということで休学扱いを勧められたという。

そのプロテスト(2次)が今月から始まるため、今週がアマチュアとしてプロの試合に出場する最後となるかもしれない。3年前、高校を卒業した時にもプロテストに受験したが、その時は結果を残せなかった。「あの頃より、私自身のゴルフのレベルもだいぶ上がったと思います。今年はそのテストがなによりも目標なので、プロの試合も今回の予選会以外は予定に入れていません」と話す。

宮田が目標とする選手は森田理香子。同じ京都出身で、親しくさせてもらっていると言う。「今回も森田さんに声をかけてもらって、最終日に一緒の組でラウンドできるように頑張ってねって言われたんです。今日は前半我慢のゴルフができたのですが、後半は・・・。寒かったのでスカートの上からレインパンツを履いたのが良くなかったんですかね」と思わず舌を出す。

セクシー系アマチュアゴルファーとしてツアー会場でも人気の宮田は、ラウンド後にギャラリーの要請で行われるチャリティフォトサービスに呼ばれ、上限の10名がそわそわしながら宮田の登場を待ち受けていた。

順調にテストに合格すれば、8月1日にはプロとなる。「まだまだプロの方々と比べたら、技術的には未熟ですが、まずはプロになって練習量も増やしたい」と話す宮田。現在はビジュアル重視で評価が高いが、今後は実力でも注目されるプロゴルファーを目指している。(兵庫県三木市/本橋英治)

2013年 スタジオアリス女子オープン