2013年 ヤマハレディースオープン葛城

馬場ゆかりは首位に1打差 「早く4勝目を」

2013/04/05 18:09
調整を続けるアイアンも馴染みつつある。首位に肉薄して決勝ラウンドに進む馬場ゆかり

静岡県の葛城GC 山名コースで開催されている、「ヤマハレディースオープン葛城」の2日目。初日に比べて伸び悩む展開となる中、馬場ゆかりが3バーディ、1ボギーの「70」にまとめ、首位に1打差の通算6アンダー2位タイで決勝ラウンドを迎える。

かねてから頻繁にクラブ、特にアイアンの微調整を重ねてきた馬場にとって、今シーズンから契約が変わり、使用するニュークラブは今なお調整の段階だ。今季の開幕戦後には、「1クラブぐらい飛びすぎていた」と早々にロフトを調整。今週も初日を前に、イメージより5ヤードほど飛んでいた飛距離を抑えるためロフトを1度寝かせた。現在はこの調整がジャストフィット。「私は“飛ぶアイアン”はいらない。イメージ通りの距離で、良い感覚で打てています」と納得の表情を浮かべた。

今週は4日間競技とはいえ、体力面も不安はない。4日間競技が4試合増え、計9試合となった今シーズン。このオフは、持久力アップをテーマに掲げてトレーニングに励んできたという。食事や酒量も例年以上に気を配り、「今年はそんなに疲労を感じなくなった。昨日も1ラウンドを回って、疲れた感じはなかったです」と、その効果は確実に現れている。

「4日間の試合と、メジャーで勝つことが今年の目標」という馬場。「去年がふがいなかったので、早く(通算)4勝目を挙げたい」という昨年の悔しさを晴らすには、今週の4日間は格好の舞台だ。(静岡県袋井市/塚田達也)

2013年 ヤマハレディースオープン葛城