2013年 ヤマハレディースオープン葛城

堀奈津佳、祝福メールは約200通「すごく嬉しかった」

2013/04/03 19:19
プロアマ戦では多くの笑顔が見られた堀奈津佳。今週こそ笑顔でゴールテープを切られるか

先週の「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」でツアー初優勝を飾った堀奈津佳が3日(水)、「ヤマハレディースオープン葛城」のプロアマ戦に出場。2週連続優勝に向けて最後の調整を行った。

せっかくのツアー初優勝も、ボールを拾って戻せる特別ルールの誤認が大きく問題視されたことで、優勝後も複雑な心情が見え隠れしていた堀。しかし今週、「1勝目の前よりも、優勝したい気持ちが明らかに強くなっています」と話す表情に、陰りは見られなかった。

優勝後には「150から200通」という多くの祝勝メールが届き、中にはしばらく疎遠になっていた旧友から連絡も。「電話もたくさん頂いて、すごく嬉しかったです」と話す顔にも自然と笑顔がこぼれる。「(今週は)今までの週とは違う感じがしますね」と、優勝という結果が、立場だけではなく試合に臨む気持ちにも変化を生んでいるようだ。

今年から4日間競技に生まれ変わった今大会。師事する江連忠コーチからは、“4日間競技で頑張れ”という意識を植え付けられているという。「“体力も技術面も必要だし、1つのミスを引きずらないように”というアドバイスを貰いました。長いのであまり焦らずにいきたいです」。師匠の指導を胸に、今度こそ心からの笑顔でのタイトル獲得に挑む。(静岡県袋井市/塚田達也)

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