森田理香子 パー5で伸び悩み2位「まだまだヘタクソ」
2013/03/24 16:28
鹿児島県にある高牧CCで開催された「Tポイントレディスゴルフトーナメント」の最終日。首位の一ノ瀬優希を3打差で追ってスタートした森田理香子は、4バーディ、ノーボギーと4つ伸ばすも1ストローク届かず、通算13アンダーの単独2位に終わった。
「ちゃんと良いところに持ってきても、寄せられないし決められない。まだまだヘタクソです」。伸び悩む一ノ瀬に肉薄しながらも好機を逃し、あと1ストロークがどうしても詰め切れない。
悔やまれるのは、得意とするパー5での伸び悩み。スタートホールの1番では、ラフから残り30ヤードのアプローチがショートしてパー止まり。8番、16番のパー5でもグリーン近くまでボールを運びながら、ともにアプローチを寄せきれずにバーディならず。パー5でのバーディは13番の僅か1つに留まり、同じ最終組を回る一ノ瀬にプレッシャーをかけられなかった。
惜しくも今季2勝目こそ逃したが、2つ年下で、ジュニア時代からナショナルチームをともにしてきた一ノ瀬の勝利に目を細める森田。「イチキ(一ノ瀬の愛称)とはジュニアのころから親しくしてきたし、本当に良かったと思う。悔しい気持ちもあるけど、嬉しい方が多いかな」。素直に友人の初勝利を称え、敗者の表情に無念の色は無かった。(鹿児島県姶良市/塚田達也)