連覇に挑む斉藤愛璃「私の場所に戻ってきたという感覚･･･」

今週8日（金）より、国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」がいよいよ開幕する。4日（月）、ディフェンディングチャンピオンとして今大会に臨む斉藤愛璃が沖縄入りし、この日、那覇空港にて沖縄県と大会側から歓迎の意を込めた花束贈呈のセレモニーが行われた。セレモニーでは、ミス沖縄スカイブルーの又吉芽生（またよし・めい）さんから花束が贈られると、この日空港に集まったファンに「一生懸命頑張りますので、今年も応援よろしくお願いします」と笑顔を向けた。

昨年の大会では三塚優子、李知妃（韓国）との三つ巴のプレーオフを制すと、プロ転向翌年にツアー初勝利を挙げて一躍ヒロインとなった斉藤。「いきなり優勝したことで、いろいろ環境が変わってしまって大変な1年でしたが、すごくいろいろな経験ができて、自分のためになった1年でした」と改めてこの1年を振り返り「優勝、連覇を狙っていくことはもちろんなんですけど、まずは自分のゴルフが出来るかということが一番大切。自分の出来るベストを尽くして頑張りたい」と、大会への意気込みを語った。

2月に練習ラウンドの為、一足先に沖縄の地を踏んだ斉藤は「私の場所に戻ってきたという感覚。琉球GCで練習ラウンドをしていたら、不思議なんですけどパッティングが良くなってきました。この感覚を忘れないようにしたいです」と、明るい兆しも見えてきた。斉藤にとって好相性の会場、優勝の良いイメージ、多くのファンの声援とともに開幕戦に臨むこととなる。