古閑、ロス合宿から帰国「そこそこやりました」
昨年の賞金女王・古閑美保が、米国ロサンゼルスでのゴルフ合宿を終え、27日帰国した。上下ピンクのスウェットを着込んだ古閑は、事務所スタッフの出迎えが遅れたことも災いし、到着ロビーで沢山のカメラマン、そして一般客のフラッシュを浴びた。それでも、終始にこやかな笑顔で、合宿の成果を報告した。
「向こうでは、普通にやっていました。朝起きて、ウォームアップして、練習して。夜の誘いもないし、酒の誘惑にも負けずにちゃんとやりましたよ」という古閑。大好きなお酒は、到着した日に「今年もまたよろしくお願いしますって乾杯して、それだけ」と、以後は控えた。
今オフは、飛距離アップを目指し昨年はやらなかったというウェートトレーニングを、1日2時間メニューに加え、合宿期間も昨年より5日伸ばして15日間。今季に掛ける気合を感じさせる筈だった。
とはいえ、元々あまり練習が好きではないという古閑。途中でトレーナーが帰国した為、最後の4日間は一人で練習をこなし、「段々、時間が短くなったり、途中で買い物に行ったり…(苦笑)。適当にやりましたね」と、不必要な?カミングアウト。「でも、ゴルフしかやることがないので、まぁそこそこやりましたけど」と、マイペース調整をぶっちゃけた。
これからも禁酒ですか?という記者の質問に「そうですね。でも来週は地元でゴルフの祝賀会があるので、飲まないと『おまえは変わったなぁとか言われるし…』。ちょこっとは飲むかな」と、こちらの方もなんとも曖昧。
2月にタイで開催される米女子ツアーに「出たい」というものの、まだ出場は決まっておらず、現時点では国内女子の開幕戦が今季初戦となる予定。「女子オープンを勝つことと、平均ストロークを上げること」を今季の目標に掲げる賞金女王だが、戦闘モードになるには、もう少し時間が掛かりそうだ。