2012年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント

茂木は惜敗も「まだまだやれる、と自信になった」

2012/09/23 18:53
逆転で惜敗を喫するも、「35歳、まだまだやれると思った」と笑顔だった茂木宏美

宮城県の利府ゴルフ倶楽部で開催された、国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」の最終日。単独首位からスタートした茂木宏美は、5バーディ、3ボギーと2つ伸ばすも、森田理香子に逆転を喫して終戦。後半に伸び悩み通算12アンダーの単独2位に終わり、昨年5月の「ヨネックスレディス」以来となる勝利を逃した。

しかし、ホールアウト後の茂木の表情に落胆の色は薄かった。「残念でしたが・・・前向きな感じです。自分は途中まで良いゴルフができていたし、それ以上に理香子ちゃんが良いゴルフをしていた。次に繋がる良い試合でした」。

先週の「マンシングウェアレディース東海クラシック」では、ダウンスイングで右肩が下がる悪癖により調子を乱して予選落ち。腰も痛めるなど、その後は入念なケアを強いられていた。その翌週の優勝争いであるだけに、茂木の充実感も大きい。「先週に比べたら大進歩。まだまだやれるんだ、と自信になった。それが一番大きい」と、笑顔でコースを後にした。(宮城県利府町/塚田達也)

2012年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント