手負いの三塚、「楽しくプレーできた」と29位タイ発進
2012/06/29 18:51
富山県の八尾CCで29日(金)、国内女子ツアー「日医工女子オープンゴルフトーナメント」が開幕。右ひじ痛による長期欠場から7試合ぶりの復帰戦となった三塚優子は、3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「72」で回り、イーブンパーの29位タイでホールアウト。手探りの状態で迎えた久々のラウンドを、無難な滑り出しで終えた。
寒さや雨に響くという右ひじの痛みも、快晴に恵まれた初日は「今日は大丈夫。楽しくプレーできました」と18ホールを無事に完走し、安堵の笑顔。スタートホール1番のティショットを左のOBゾーンに打ち込みダブルボギー発進としたが、「あれは攻めすぎた(笑)。運が悪かったですね」と、ひじの影響ではなくマネジメントのミス。「ドライバーは飛んでいたし、ショットもいい。戻せると思っていた」とポジティブな意識もプラスに働き、その後のナイスカムバックへと繋げた。
「(アンダーに)もぐりたかったけど、初日はこんなものかな。いきなりダボだったし、2ヶ月のブランクがあると思えば良かったでしょ」。楽しみと不安が入り混じる中で迎えた復帰戦、まずは最後まで完走できたことが何よりも大きな成果。「ホテルに戻ったらアイシングを徹底的に。あとは病院からもらったシップ」と万全のケアを施し、明日2日目の戦いに臨む。(富山県富山市/塚田達也)