一ノ瀬優希が6アンダー6位タイに浮上
2012/06/09 18:22
国内女子ツアー「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」の3日目、通算3アンダー12位タイにつけていた一ノ瀬優希が3バーディ、ノーボギーのラウンドで、通算6アンダーの6位タイまで順位を上げてきた。
今季の第4戦「ヤマハレディースオープン葛城」で2位タイに入ったが、その翌週は第1ラウンド終了後に左ひざ痛のために棄権。その後はショット、パットが噛み合わず上位に入ることが出来なくなってしまった。
ところが今週の「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」は初日こと1オーバー52位タイとなったが、2日目に4つ、そして3日目に3つスコアを伸ばした。それもこの2日間はボギーなしのラウンドに「すごく良い感じになってきました。このコースはアマチュア時代にラウンドしたときから好きなコースの1つで、今日も気持ちよくラウンドできました」と目を輝かせる。
昨年までエースキャディとしてバッグを担いでくれていた柿沼氏は、今季は男子ツアーで深堀圭一郎を担当するため、男子ツアーのないときだけお願いすることになった。「ヤマハ-」のときはその柿沼氏だったが、「西陣レディスクラシック」以降はハウスキャディさんにお世話になってきた。
久しぶりのコンビでの上位進出に「やっぱり、柿沼さんだといろいろ教えてもらえるし話しやすいのでプレーのリズムも良くなるしラウンドしやすいです」と言う。プロ入りから3年キープしたシード権を昨年喪失。今年は早い段階でシードを確定させ、ツアー優勝も狙う一ノ瀬が、この2日間のようなゴルフをまんべんなくできるようになれば、栄冠を掴む日も近いはずだ。(兵庫県神戸市/本橋英治)