諸見里しのぶ、20試合ぶりのトップ10入り
2012/04/08 17:58
地元沖縄県で迎えた今季の開幕戦で、初日に首位に立ちながらも16位タイに終わった諸見里しのぶが、第5戦となる「スタジオアリス女子オープン」で初のトップ10入り、通算イーブンパーの5位タイに入った。
通算1オーバー10位タイで最終日を迎えた諸見里は、前半7番パー3でボギーを先行させ順位を落とした。しかし、後半の12番から3ホール連続でバーディを奪い、終盤の17番で2つ目のボギーをたたいたが、スコアを1つ伸ばすことに成功した。
「今日はなんとか耐えたかなという感じです。やっぱり、バーディが続いたあとの17番のボギーは痛いですね。最近、最終日にスコアを崩していたので、今日1アンダーで回れたのは自信になります。久しぶりのトップ10ですね」とホッと胸をなでおろす。
それもそのはず、諸見里がトップ10入りを果たすのは、昨年7月に開催された「スタンレーレディス」以来20試合ぶりとなる。昨年はその7月以降は予選落ちになることもあり、調子を崩していた。
しかし今シーズンに入り、予選落ちはなく第2戦から3試合連続で30位台といまひとつ上位にも入れず苦しいラウンドが続いていた。「少しずつ手ごたえや自信が戻ってきているので、来週もこの感じで行きたいです。流れが良ければ(優勝の)チャンスもあると思うので、それを掴みたいですね。来週は好きなコースなので、初日に頑張れば優勝争いに入れるじゃないかな」と希望を持って次戦に挑む。(兵庫県三木市/本橋英治)