アマチュアの比嘉「プロもアマも関係ない」
2012/04/07 18:42
国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」の初日に3アンダーをマークして首位タイにつけたアマチュアの比嘉真美子が、2日目をイーブンパーにまとめ、首位とは3打差となったが、単独3位で最終日を迎えることになった。
この日は2バーディ、2ボギーでラウンドした比嘉は、前半から1.5m程度のバーディチャンスにつけながらも決めることができず波に乗れなかった。終盤には17番でドライバーでのティショットを左に曲げたピンチを2打目のアイアンショットで2オンさせるリカバリー。18番は3番ウッドでのティショットを右に曲げてしまいボギーとするが、多くのギャラリーから拍手をもらうと堂々と手を挙げて答えた。
「昨日終わった時点で、今日は耐えなきゃいけないと思っていました。今日は昨日よりも風が吹いて、ショットもパットも納得いっていなかったし、リズムも合わなくてあまり良いとは思えなかった」と、冷静に自身のプレーを振り返る。
それでも、単独3位という位置で最終日も最終組でラウンドすることには「スタートしてしまえば、プロもアマも関係ないし、スコアが全てなので、自分の良い部分を最大限に活かし、持ち味を出してどんどんスコアを伸ばしていきたい」と、首位の申智愛、そして単独2位の佐伯三貴とのラウンドに臆するところはない。
アマチュアとしてプロのトーナメントに優勝となると、2003年に宮里藍が達成して以来、史上3人目の快挙となる。(兵庫県三木市/本橋英治)