2位浮上の馬場、乱視の矯正も奏功

「日本女子オープン」2日目を終えて、18位タイからスタートした馬場ゆかりが通算2オーバーの2位タイに浮上。この日、僅か2人しかマークできなかったアンダーパーの「69」をマークし、リーダーズボードを駆け上がった。

約5割のティショットを1ペナルティに等しい深いラフに打ち込むも、「比較的、ボールが打てるライにあった」と幸運にも恵まれ、4バーディ、3ボギーと安定した内容。そしてもう1つ、今週の成績に紐付いているであろう要素がある。

今週月曜日に、契約するオークリーのサングラスを作りに名古屋にある提携店に足を運んだところ、視力の検査を受け、「効き目の左目の乱視が、思いのほか強かった」ことが判明。馬場には思い当たる節もあり、「今年は傾斜からのショットがうまくいかなかったり、霞んで見えることもあった」と振り返る。

翌火曜日から乱視用のコンタクトをつけ、「これまで左目を使っていたんだな、という感覚。すごくラクになった」と効果はてき面だった。当然、プレーにも少なからず好影響を与えているはず。視界が開けたことで、メジャー初タイトルへの扉も開くことができるか。（愛知県東郷町／塚田達也）