国内女子ツアー

古閑美保、今季限りで引退を表明

2011/09/27 16:16
2011年シーズンを最後に現役を引退することになった古閑美保 ※写真は2011年「meijiカップ」初日

ツアー通算12勝(メジャー2勝)を挙げている古閑美保(29)が、今シーズンを最後に現役を引退することが明らかになった。今季最終戦「大王製紙エリエールレディスオープン」(出場権を得れば「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」)が現役最後の試合となる見込み。

所属事務所の発表によれば、引退理由は09年5月に痛めた左手首の影響によるもの。『発症以来続く手首痛の影響による身体的、精神的な限界を感じ、プロゴルファーとして終止符を打つことを決めました』。古閑は、左手首を痛めた09年以降はわずか1勝。今シーズンも16試合に出場し、予選落ちが7回(欠場5回)と不本意な成績に終わっていた。

古閑は事務所を通し、以下のコメントを残している。
「これまで家族をはじめ、ファン、スポンサー、LPGA、ゴルフ場、トーナメント運営、メディア関係者など、ゴルフに関する多くの方々に支えられてここまでやってくることが出来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。まだ今シーズンの試合も残っているので、最後まで古閑美保らしいプレーをしたいと思います。今まで本当にありがとうございました」。

なお、古閑は今週開催の「日本女子オープン」には出場資格を有していない。