2011年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

藤田、メジャー連覇へ意欲「チャレンジできるのは私だけ」

2011/09/07 18:34
小林浩美LPGA会長とプロアマ戦をプレーした藤田幸希。34年ぶりの大会連覇に挑む

「チャレンジできるのは私だけ。楽しみながらやりたいですね」。ディフェンディングチャンピオンとして「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」に臨む藤田幸希が7日(水)、プロアマ戦の終了後に会見を行い大会連覇への意気込みを語った。

今年で44回目を迎える今大会において、76年、77年に樋口久子が達成して以降、大会連覇は成されていない(当時は3日間競技)。4日間競技となった82年以降は、年ごとに違う優勝者がその名を刻んでおり、女子プロゴルファーの頂点を決める今大会の過酷さを物語っている。「そこまで意識しているわけではないけど、頭の片隅に無いわけではない」と、34年ぶりの快挙に向けて静かに闘志を燃やす。

今季は予選落ちが3回と波の激しさも目立っているが、先週の「ニトリレディス」ではウッドとアイアンを全て替えての7位タイ。「この試合には間に合わせたいと思っていたけど、やっと合ってきた」と、調整中のクラブがようやくフィーリングと合致してきた。さらに今週はパターも替え、「新鮮な気持ちで臨みたい」と、セッティングを一新させてメジャー仕様の難コースに挑む。(千葉県市原市/塚田達也)

2011年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯