2011年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント

藍、バーディ合戦に乗り遅れ14位に後退

2011/06/10 19:36
前半はショット、後半はパットに苦しんだ宮里藍

「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」2日目は、小雨で軟らかくなったグリーンにより全体的にスコアが伸びる展開に。その中で、2アンダー8位タイからスタートした宮里藍は、2バーディ、1ボギーと1ストローク伸ばしたものの、順位では通算3アンダーの14位タイに後退。首位に6打差で決勝ラウンドに臨む。

アウトの前半は「少し背中が固い」と違和感があったという宮里。ショットが左に曲がる場面も目立ち、「微妙にタイミングが合わないままハーフが終わってしまった」と、4番のバーディ1つのみで前半を終える。

「体を動かしているうちに(状態が)良くなってきた」と徐々にショットの感覚を取り戻すものの、今度は重さを増したグリーンが宮里を苦しめる。「あと3~5センチでカップに届かなかったり、打ち切れたと思ったらカップに蹴られたり、踏んだり蹴ったりのラウンドでした」と、噛み合わせの悪いラウンドが続いた。

首位との差は開いたが、残り2日間で6打差はまだまだ逆転圏内。「トップとの差を縮める意識よりも、しっかりと自分のプレーをしていきたい。調子は悪くないし、自分次第でどうにでもできると思っています」。決勝ラウンドでも相手は意識せず、自分の足元だけを見つめ続ける。

2011年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント