藍は後半にバーディ量産、8位タイ発進!
2011/06/09 17:49
「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」初日。インの前半、宮里藍の組に続いた大勢のギャラリーからは、期待に反して溜息ばかりが漏れた。
10番、11番(パー3)とパーオンに失敗し、まさかの連続ボギー発進。14番(パー5)では1.5メートルを沈めてバーディを奪うが、18番ではクラブ選択に迷いながら打った2打目がグリーン左のバンカーに捕まりボギー。「迷いながら打ってしまった不本意なミス」と、2オーバーに落として前半を折り返す。
だが、この1打のミスが後半のチャージへの布石となる。「迷いながら打つのはやめようと、上手く切り替えられた」。1番(パー5)で5メートルを沈めてバーディを奪うと、続く2番ではグリーン手前12ヤードのアプローチを直接捻じ込みチップインバーディ。さらに4番(パー5)、6番(パー3)とバーディを重ね、後半だけ4つのバーディを量産。序盤の出遅れを取り返し、首位に3打差の2アンダー8位タイでホールアウトした。
「1打1打の内容や、自分の精神的なコントロールなど、細かいところで納得できる部分が多かった」と、初日のプレーを評価。「今日はショット、パットともにリズムが良かったし、精神的にも良い状態で回れた」と、開幕前のポイントに挙げていたプレーのリズムやテンポにも納得の表情を浮かべた。今シーズン出場した国内2戦では初日の出遅れが響いていただけに、週末に向けて期待を抱かせる滑り出しとなった。