2011年 フジサンケイレディスクラシック

金田、苦手な“走り込み”効果で好スタート!

2011/04/22 19:55
ツアー自粛が続いた3週間はトレーニング漬けの日々。その効果が早くも現れているようだ

「フジサンケイレディスクラシック」初日、金田久美子が3バーディ、1ボギーの「70」でホールアウトし、首位に2打差の2アンダー4位タイと上々の滑り出し。「初日のアンダーは今年初めて。それを目標にしていたので良かったです」と、ひとまずの目標達成に笑顔を見せた。

序盤からアイアンショットが冴え、バーディを奪った1番、3番、5番といずれも約1メートルにピタリ。自身は「1メートルしか入らなかったので、もうちょっといけたかな」と振り返るなど、まだまだ余力を感じさせる好調ぶりだ。

震災後、ツアー自粛が続いていた3週間は体力作りに注力した。「ショットの練習はいつでもできるけど、きついトレーニングは連戦が続くとできないので」。石川遼のトレーナーも務める仲田健氏の指導のもと、筋力トレーニングと合わせて「苦手です」という走り込みも実行。「きついトレーニングを、ここまでやってこられたという感覚がある。以前に比べて疲れなくなった」と、早くもその効果を実感する。「優勝争いがしたいです」と、その目は次なる高みの目標を見据えていた。

2011年 フジサンケイレディスクラシック