諸見里しのぶ、勝利無しは「甘え」が原因

今季最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」最終日を1バーディ8ボギーの「79」で回り、4日間通算19オーバー、27位で終えた諸見里しのぶ。昨シーズン6勝を挙げた諸見里だったが、今シーズンは優勝が無く、賞金ランキングは20位と期待とは裏腹に低迷した。

「すっきりした！完全に開き直りましたね」と最終日のプレーは、今シーズン最後のラウンドとして既に切り替えを済ませていた。「去年は最高の舞台で辛い思いをして、今日も辛い思いをした。同じ苦しい思いをするなら、最高の舞台でしたいと思いました」と諸見里。

今シーズンの反省点に挙げたのは「甘え」だった。「何とかなるという甘い考えがあったし、確かな目標を明確にしないままだった」と、昨シーズンから今シーズンに掛けて気持ちをリセットしないままに臨んでしまったこと後悔した。

「1年間ずっとやって貰うと、わがままを言うし、隙をみせちゃう」と年間を通して同じ帯同キャディを抱えることも見直す考えだ。諸見里は、来年に向けて新たな体制でスタートを切る。