後退のアン、「プレッシャーが無いと言えば嘘になる」

「大王製紙エリエールレディスオープン」で単独2位以上に入れば、賞金ランク2位で追う横峯さくらの結果に関わらず賞金女王が確定するアン・ソンジュ。11位タイで迎えた2日目は「気持ちが先走って、パターのアドレスがうまくいかなかった」とパットに苦しみ、4バーディ、3ボギーの「71」。通算3アンダーの20位タイに後退し、明日の最終日を迎える。

これまで賞金女王を意識した素振りや表情をまったく見せなかったアンだが、最終局面を迎えたことでさすがに変化が生まれたのか。「プレッシャーが無いと言えば嘘になります。今日は自分らしいプレーができなかったのが残念です」と表情を曇らす。「明日は、どういう結果になろうが自分のゴルフをしたいです」と、気持ちの整理に努めていた。

首位とは7打差。今週の自力による女王確定は厳しい状況にはなったが、横峯さくらが優勝を逃した時点で確定するという絶対的優位は変わらない。