2010年 富士通レディース

14歳の高橋恵「NECの悔しさをぶつけたい」

2010/10/14 19:09
14歳のアマチュア、高橋恵が久々の出場。一ヵ月半の特訓の成果を見せられるか

今年7月、当時13歳で下部ツアーの「ANAプリンセスカップ」を制したアマチュアの高橋恵。プロツアーでは史上最年少となるアマチュア優勝者の誕生に、女子ゴルフ界が大きく沸いたのは記憶に新しいところだ。

その高橋が、今週の「富士通レディース」に出場。レギュラーツアーでは自身3度目、8月の「NEC軽井沢72ゴルフ」以来となる。6月の「リゾートトラストレディス」では予選通過をするなど、その実力はレギュラーツアーでも健在。だが、自身の中では「予選通過は1回だけ」とまったく満足していない。

強調するのは、3試合目の「NEC軽井沢72ゴルフ」。「予選を通れなくて悔しかった。その悔しさを、今週にぶつけたい」。この一ヶ月半の間、「芯に当たっていなかった」というドライバーをはじめ、アプローチやパットの練習をひたむきに積んできた。「どうしたら飛ばせるようになるか考えながら練習を続けた。アプローチやパットも真剣にやったと思っているし、自信はある」と、並々ならぬ闘志を漂わせる。

「まずはアンダーパーで予選を通りたい」。平均270ヤードを誇るドライバーと、上達への自信を口にするショートゲームが噛み合えば、我々の予想を大きく越える結果が待ち受けているかもしれない。

2010年 富士通レディース