馬場ゆかりが韓国勢の1、2、3フィニッシュを阻止
2010/10/10 19:43
国内女子ツアー「SANKYOレディースオープン」の最終日に、3バーディ、ノーボギーでラウンドした馬場ゆかりが、通算7アンダーで単独3位に食い込んだ。前日も深いラフに捕まり、アンプレイアブルに処置をしながらパーセーブをするなど耐えるゴルフを続けたが、この日も9番で深いラフから脱出するのが精一杯という状況に1パットのパーで切り抜けた。
プレーオフには3ストローク足りなかったが、単独の3位。先週の日本女子オープンは日本勢が1位、2位に入ったが、その前の2試合は連続して韓国勢が1位から3位までを独占している。
韓国勢に上位を奪われることが多いが、そのことについて馬場は「彼女たちは小技が上手いですよね。しっかり稼ごうという気持ちが練習からも伝わってきます。それが勝負強さに繋がっていると思います」と感じている。
「日本の選手もその意識は見習わないといけませんね。私もそうありたいです」と、韓国の選手たちに刺激を受けて、今季8度目のトップ5入りを果たした。ゴルフファンの多くがもっと日本勢にも頑張って欲しいと思っているが、日本人選手たちも、このままではいけないという意識で日々戦っている。