2010年 SANKYOレディースオープン

全美貞、まさかの失速!悪夢再び

2010/10/10 17:00
中盤にミスパットが連続して優勝争いから脱落してしまった全美貞

国内女子ツアー「SANKYOレディースオープン」の最終日を2位に4打差の単独首位で迎えた全美貞(韓国)。昨年は1打リードでスタートした全は終盤に4打差のリードを奪っていた。しかし、17番、18番の連続ダブルボギーなどで2位タイに終わっていた。

そして今年は、スタートの1番でボギーを叩くが2番でバーディ。さらに5番でバーディを奪いいち早く2桁アンダーにスコアを伸ばした。ところが、8番パー3でボギーを叩くと、後半に入って10番からまさかの3連続ボギー。同じく最終組でラウンドしたアン・ソンジュ(韓国)にあっさりと首位の座を明け渡してしまった。

10番は2オンこそ出来なかったが、アプローチでピンまで1.5mに寄せたが、パーパットをショートしてしまう。そして11番パー3が3パットで、12番でも3パットと、大事なパットを打ち切れずにスコアを崩してしまった。

「ゴルフ自体は悪くはなかったが、途中の3パットから流れが変わってしまった・・・。残念でした、でも、こんな日もあると思って気持ちを切り替えます」と悔し涙を流しながら必死にこの日のラウンドを振り返った。

昨年はこの試合で優勝を逃してから調子を崩してしまったが、今年は全のいうように気持ちを切り替えて、すぐに立ち上がることが出来るのだろうか。

2010年 SANKYOレディースオープン