首位キープの藤田幸希「明日はたぶん大丈夫!」
2010/09/11 18:56
国内女子ツアーの第23戦で公式戦第2戦目となる「日本女子プロゴルフ選手権競技コミカミノルタ杯」を、通算9アンダーの単独首位で第3ラウンドを迎えた藤田幸希。1番のティショットを右サイドのラフに入れ、2打目はクラブが上手く抜けずに左サイドに引っ掛けてしまった。
「びっくりしました。今週、あんなに強烈なラフに捕まったのが初めてで。さすがに3日目になると緊張するのか、朝から体が動いていませんでしたね」と振り返る藤田。2打目は木の後ろだったが幸いクラブは振れる状況。そして、この3打目がピンの手前1mにぴたりと止まるスーパーショット。ナイスパーセーブでピンチを凌いだ。
その後3ホールパーが続いたが、5番でこの日1つ目のボギーを叩き「あのボギーで吹っ切れました。守りに行って堅くなっていたので、その後は普通にいけましたね」と、その後は4バーディ、2ボギーでホールアウト。
この日1ストローク伸ばして通算10アンダー、2位との4打差は変わらず単独首位で最終日を迎えることになった。「今日1つ伸ばせたのは大きいですね。これだけ緊張する中で、伸ばせたことは自信になりますし、明日は大丈夫だと思います」と、最終日は普段どおりのゴルフができると言うが、メジャーのプレッシャーをも跳ね除けることができるだろうか。