大山志保、ひじ痛の原因はガッツポーズのしすぎ!?
2010/09/03 16:58
国内女子ツアー「ゴルフ5レディス」で、1年ぶりのツアー復帰を果たした大山志保が、満面の笑みで18番グリーンからクラブハウスに引き上げてきた。この日4バーディでボギーなし。自身も想像していなかった好スコアに「今年のベストスコアです!」と口調も軽い。
6月からクラブを持てるようになった大山が、これまでに行ったラウンドは合計4回。その中でのベストスコアが2オーバーだっただけに、試合でいきなり4アンダーが出るとは想像していなかったようだ。
「すごく緊張していて、最初はどうなるかと思いました・・・」1番のティショットをラフに入れ、2打目はグリーンをショート。しかしアプローチでカップに寄せてパーセーブをすると、ガッツポーズを見せた。「いやー、無意識に出てしまいました」と言う大山。
この日は、その無意識のガッツポーズが何度も飛び出した。「14番のバーディの時も無意識に右手でガッツポーズしてしまって、その時、ひじがビリって痛くなったんですよ。ひょっとしたら、左ひじを痛めた原因はガッツポーズのしすぎだったんですかね!?」周囲を笑わせた大山だが、表情はかなり真剣だった。
この日の大山は黒地のシャツとスカートにサングラス姿で登場。今までは薄いピンクやブルーなど比較的可愛い系のウェアを着ていたが、「第2のゴルフ人生ですので、ウェアのイメージも変えてみました。強さをイメージしたら黒になりました」と言う大山。
首位とは1打差の好スタートで、優勝の可能性も十分にあるが「そうなったら、格好いいですよね。でもいきなりは無理だと思いますし、今はゴルフができるということだけで幸せです」と謙虚に話す。残る2日間、無欲で戦い続けることができれば、復帰戦を勝利で飾ることになるかもしれない。