親戚のお見舞いで、急遽帰省した藤本麻子
2010/07/09 17:47
国内女子ツアー「明治チョコレートカップ」の大会前日となる8日(木)に、藤本麻子がプロアマ戦のみ欠場との張り紙がされていた。内容が一身上の都合となっていたため、初日のラウンド終了後にその理由を確認した。
しばらく俯き加減で神妙な顔つきをした藤本は「実はお見舞いに行ってきました・・・」。少し話しづらそうにしていた藤本の横にいた父親が、代わりに説明を始めた。「うちの親戚の子で22歳の男の子が入院してまして、レスキューの仕事をしているのですが、事故にあいまして。この子とは幼馴染でよく遊んでもらっていたので」と話してくれた。
その方は現在意識がない状態で、水曜日には血圧が低下して危ない状態になり、藤本は急遽お見舞いに岡山まで戻る決断をした。そして、昨日北海道に戻り、この日のラウンドに間に合わせた。初日は同じ20歳の森田理香子、竹村真琴とラウンドし、1アンダーの20位タイとまずまずのスタートとなった。
現在もその親戚の方の安否を気にかける藤本は「私も頑張って少しでも励みになればよいので、明日も頑張ります」と話し、練習場に向かった。