期待のアマチュア、日本勢は苦しい船出
2010/06/10 19:34
例年、将来有望のアマチュアゴルファーが数多く出場している「サントリーレディスオープン」。過去には宮里藍、横峯さくら、古閑美保、有村智恵らもジュニア時代に出場経験があり、有村は当時「ジュニアに協力的な大会なんだな」という印象を抱いたという。
今年も、国内外から9人のアマチュアが参戦。野村敏京(韓国)、久保宣子、城間絵梨、大堀薫らアマチュア界で名を馳せる実力者たちが出場したが、プロが「メジャー並み」と音を上げる硬いグリーン、長いラフ、シビアなピン位置に苦しむ選手が続出した。
昨年プロテストに合格した久保啓子と双子の妹、久保宣子は、今年の「関西女子アマ」のタイトルホルダー。さらに、昨日最終日が行われた2010年度プロテストの2次予選をトップ通過。絶好調の中で迎えた今大会だったが、通算8オーバーの102位タイと下位に沈んだ。
持ち前の飛距離で、同組の上田桃子や北田瑠衣を何度もオーバードライブさせていた城間も、後半の2番パー4で痛恨の11打を叩き撃沈。初日からレギュラーツアーの洗礼を受けている。
【アマチュア選手の成績】
31位タイ/2オーバー/シュアン・ユ・ヤオ
31位タイ/2オーバー/チヒロイケダ
45位タイ/3オーバー/野村敏京
60位タイ/4オーバー/ジャユンリ
89位タイ/7オーバー/ユパポンカウィンパコーン
102位タイ/8オーバー/アシュリーデューハースト
102位タイ/8オーバー/久保宣子
112位タイ/9オーバー/大堀薫
120位/13オーバー/城間絵梨