会長の助言が効いた!? 諸見里、大会連覇へ好発進
2010/06/10 18:10
今年の「サントリーレディスオープン」は、諸見里しのぶにとって自身初の大会連覇をかけた一戦。昨日のプロアマ戦では樋口久子会長とラウンドをともにし、「スイングが小さくなっている」とのアドバイスを享受。その後は「ショットが良くなってきた」と笑顔で話していた流れのままに、初日に上々の滑り出しを見せた。
スタートホールの10番をバーディ発進とすると、13、14番と連続バーディ。15番のボギーを挟み、16番パー4でも2打目をピン左80センチにつけるスーパーショット。ホームコースの地の利も活かし、順調にバーディを重ねて行った。
だが、18番パー4の2打目を左に引っ掛け、グリーン左のガードバンカーへ。このホールをボギーとし、「あそこでミスをしてから噛み合わなくなりました」と流れは急変。さらに「後半は風も出て、グリーンも乾いてきた」と、慣れ親しんだコースながら例年以上のグリーンの硬さに対応できず、後半は1ボギーで終えた。それでも、全体的に伸び悩む中で4バーディ、3ボギー、1アンダーの5位タイ。首位と3打差の好位置に名を連ねた。
「会長に言われたことを気をつけながらラウンドしました。後半の緊張する場面でも、アドバイスを忘れないように心がけていました」と諸見里。会長の助言を活かし、大会連覇のチャンスを手繰り寄せている。