2010年 リゾートトラストレディス

北田瑠衣「まさか自分がトップだったとは・・・」

2010/06/06 16:44
中盤単独首位に浮上した北田瑠衣だが、16番のダボで優勝のチャンスを逃してしまった

国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」の最終日は、上位選手がバーディを奪い目まぐるしく首位が入れ替わる展開となった。7アンダー6位タイからスタートした北田瑠衣は、前半に2ストローク伸ばして、首位と2打差で前半を終えた。

10番でもバーディを奪い、首位と1打差に迫った北田は、12番パー3でボギーを叩き一歩後退。しかし、13番から3連続でバーディを奪い、通算12アンダーまで伸ばして単独首位に躍り出た。

ところが北田はリーダーズボードを確認していなかったため「まさか、自分が首位なんて知らなかったです」と話す。勢いに乗り、残り3ホールもスコアを伸ばす気持ちで臨んだが、16番のパー3はティショットがグリーンに届かず、池ポチャ。このホールで痛恨のダブルボギーを叩き、10アンダーの3位タイに後退してしまった。

「17番のバーディパットは入ったかと思ったし、18番もバーディを獲れていました」と振り返る北田は、最後まで諦めずに戦い抜いた。ホールアウト後に肩を落としてクラブハウスに戻った北田は「今日は勝てる日じゃなかったですね」と寂しそうにつぶやいた。

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