自滅の森田、2発のOBに沈む
2010/05/23 18:02
「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」最終日を、首位の不動裕理に3打差の2位タイで迎えた森田理香子。ツアー初勝利をかけて、最終組で不動に直接対決に挑んだ。
今週、ドライバーの不調を訴えていた森田だったが、そのティショットのミスが命取りになってしまった。1ストローク伸ばして迎えた7番パー4では、ティショットを右の林に打ち込みOB。痛恨のダブルボギーとすると、12番、13番で連続バーディを奪った直後の14番パー4でも、ティショットを右に押し出してOB。2発のOBで、優勝争いから完全に脱落してしまった。
最終的に通算7アンダーの7位タイ。「左に行くのが怖くて、右に出てしまった。ゴルフに“たら”はないけど、OBを打っていなかったら不動さんにもう少しプレッシャーをかけられたかもしれません。自滅してしまいました」と悔しさを滲ませる。
師匠の岡本綾子からは、「練習をすれば勝てる」と檄を飛ばされているという。「とりあえず、練習をします」と改めて意思を固め、次の戦いに目を向けていた。