2026年 富士通レディース

快挙明けの申ジエが今季ワースト発進 母国で取材殺到…心身「リカバリーできず」

2026/10/15 17:27
多忙が響いた? 快挙明けの申ジエがまさかの出遅れ

◇国内女子◇富士通レディース 初日(15日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉)◇6717yd(パー72)◇晴れ(観衆1998人)

快挙を遂げてのリスタートは、思わぬ結果での滑り出しとなった。2週前に制した「日本女子オープン」以来の出場となる申ジエ(韓国)は4ボギー「76」とスコアを崩し、初日としては今季ワースト順位の4オーバー94位と大きく出遅れた。バーディなしのプレーは5月「サロンパスカップ」第2ラウンド以来、今季2度目となる。

初日から最終組に入り、多くのギャラリーから「たくさんの応援をいただいた」と祝福ムードに包まれた。しかし、プレー内容では観衆を沸かせられないホールが続く。「まだ初日だから、やりたいショットを試したけれど、やりすぎた」と苦笑い。グリーン上でも難度の高いピンポジションに苦しみ、「きょうのカップ(位置)は、私にとって易しくなかった」と33パットを喫した。

何より、国内メジャー優勝後から練習量が足りず、心身の「リカバリーができていない」ことがプレーに響いた。「練習ができていないことで不安があった」と、この日は午前10時20分のスタート前に多くの練習時間を割いたが、払しょくするまでには至らなかったという。

ラウンドを通してパットに苦しんだ

ツアー史上初の国内メジャー4冠と、通算30勝で悲願の永久シードを手にした最高のフィナーレ。先週は欠場してスポンサーへのあいさつ回りに奔走し、水曜から韓国に戻り家族と過ごす時間に充てたが、快挙への反響は母国にも及んでいた。現地メディアから「カウントできないくらい」の取材依頼が殺到。その多くをシーズンオフに回したほどで、「年末まで忙しくなると思います」としばらく十分な休養をとれそうもない。

まだ初日であることが救いではある。ボギーなしに抑えた後半は「バーディは獲れなかったけれど、明日のためによくキープできた」と評価。「早く帰ります」とできる限りの回復に努め、まずは4打先の予選カットラインを見据える2日目の戦いに備える。(千葉市緑区/塚田達也)

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